アーカイブ 2013~2016


素晴らしいクリスマスプレゼント お年玉!?

うれしい「うわさ」だ!

5年に1度実施される「みどり率」調査が今年28年8月に行われた。そろそろ速報が出る時期だが、まだ未発表。しかし「うわさ」が流れてきた。なななんと、5年前平成23年夏の24.6%を若干だが上回ったという。「うわさ」とは言え素晴らしいことだ。我慢できなくてホームページにうわさをアップした。多くの人がまだ下がると予想していた「みどり率」が、若干とは言え上昇に転じた。今のところ「うわさ」ではあるが、さすが世田谷!素晴らしい。

こんな素晴らしいクリスマスプレゼントやお年玉ってあっただろうか。正夢であってほしい。

皆の努力が実って上昇に転じたのだ。これからも頑張って、平成44年世田谷区政100年に「みどり率33%」を達成しましょう。 

                            中川 清史

 

落ち葉掃きの御礼

桜とイチョウの落葉掃きが終了しました。桜は一回早いのですが、もう枯葉が残って居ないので、13日(火)は中止にさせて頂きます。イチョウは予定通りに終了とさせて頂きました。

桜は南北合わせて302名の方に参加いただき、イチョウは154名の方にご参加、いただきました。

共に厚く御礼申し上げます。

成城地域文化祭

124日(日)せいじょう地域文化祭が世田谷区砧総合支所F~4F全ての施設を使って実施され、地域の学校や団体が多数参加しました。又、駅南口広場でも成城南商店会が「お餅つき大会」を開催。共に大勢の子供さんたちが支所の内外や南口広場で長い列を作ってゲームやお持ちをほおばって居ました。

ビジターセンターの防災施設

野川沿いのトラスト・ビジターセンターに水害対策用に、土のうステーションが出来ました。(100袋)

ここには、マンホール・トイレと井戸と倉庫もあります。ビジターセンターの裏、ケヤキ並木側です。

成城の晩秋風物詩「桜とイチョウの落ち葉掃き」始まる

イベントスケジュールでお知らせいたしました成城の落ち葉掃きが11月18日から始まっています。

応援参加してくださる方も増えています。これからがいよいよ落ち葉もピークをむかえます。

桜は火曜と金曜の10時から11時過ぎ。12月13日(火曜)まで。

北側は昔の三浦屋さんのあたり中心。

南側は清川美術館前。

イチョウは火曜が11時、土曜が3時。 12月10日(土曜)まで。

成城学園正門前。詳しい日程はイベントスケジュールへたくさんの皆さんのご参加をお待ちしております。

雨水浸透マスや雨水タンクへの世田谷区の助成について

雨水浸透マスや雨水タンクに対する世田谷区の助成のコメント

「世田谷区は地球温暖化対策(世田谷ダム構想)として雨水浸透マス設置には80%雨水タンク設置には50%の助成を実施しております。但し、事前申請が必要ですので、必ず事前に

世田谷区土木事業担当部土木計画課03−5432−2365 へ事前にお電話してください。」

我が家にも雨水タンクが!

我家にも「雨水タンク」がつきました。

地球温暖化がひどくなり、ゲリラ豪雨が頻発する時代、都会では住宅が接近しており、河川の幅を広げられず、下を掘るにも社会インフラが入っていたりで、50ミリ~65ミリがやっとです。雨水専用の下水管埋設を急いでいますが、古い下水の老朽化がひどく、頼りは自然の力を賢く使った「グリ   ーンインフラ」です。調整池やレインガーデン、遊水池、道路際の植栽帯に雨水を浸透させる。みどりの駐車場、更には雨庭・雨水ハウス等で、内水氾濫や、洪水を防ぐことです。。私達住民も雨水浸透マスや雨水タンク、みどりの駐車場等で、地球温暖化対策に協力してヒートアイランドや内水氾濫を防いで「潤いのあるまちづくり」を手伝いたいと考えて、雨水浸透マスは既に設置しているのですが、外からは見えないので、PRも兼ねて今日、表の通りから見えるところに、少し派手目ですが「雨水タンク(雨水くん)」を設置しました。ビール坂からみつ池への一方通行道です。ご覧になってください。

10月17日  秋だ、成城の紅葉を楽しもう

成城は春のみどりも良いが、秋から初冬にかけての紅葉もすばらしい。まずはイチョウ並木成城学園の正門から駅前の道にかけての二ブロック。ここがまっ黄色に染まると実に素晴らしい。毎年成城のOB達が週に2日、大勢出てお掃除をされている。次に桜並木。これは、いたる所にある。昭和初期、成城学園が街づくりをした時、生徒さんたちも参加して植えたと云われる、何百本もの桜。お掃除も大変だが、やはり成城といえば桜並木だ。南北の桜並木以外にも、東宝の仙川沿い他の桜並木、四丁目、野川の神明橋をはさんで両岸につらなる桜並木、九丁目、鞍橋通の桜並木も大変なもの。実に多い。もう一つ、あまり知られていないが、四丁目の北西、パークシテイと野川の間、三百m程続くケヤキ並木、植えられて十五・六年たったろうか、素晴らしい並木で、まさに武蔵野である。最後に取っておきの並木、昔、三千坪の大邸宅のお玄関へのアプローチ、モミジと桜の並木であった、不動橋の通りから崖線に向かって入る横丁の様な並木。モミジの真っ赤な赤と桜の枯葉色が何とも云えない。五十m程だが、私のお気に入りである。並木以外にも国分寺崖線や個人のお宅にも落葉樹はいっぱいあり、又、四丁目野川の対岸にある小田急の車庫の上、朝、太極拳に大勢の皆さんが集まっている「喜多見ふれあい広場」ここから見る国分寺崖線の紅葉も、松の緑とまじりあって素晴らしい。そしてまた、小さな秋というか、成城の暮れの風物詩。

成城のお宅には秋から暮れにかけ、赤い実をつける草木が沢山ある。ピラカンサ、ヒイラギ、イイギリ、南天、千両、万両。鳥に実を食べてもらい、子孫を残そうと真っ赤な実をつけます。駅へ通う道にも、季節の変化を感じられるものです。年に一回のチャンスなので、是非、週末のお天気の良い日、成城の紅葉を楽しみにお散歩に出かけてみて下さい。

 

                                           中川 清史

10月9日  世田谷区 ふるさと納税について

ふるさと納税について

日ごろ私たちは、自分たちの収めた税金がいったいどのようにつかわれているか、皆目見当もつきません。

納税は義務ですから、いたし方がないとしてもせめて自分の思ったことにつかわれてほしいと思います。

とふと思って、ふるさと納税のことを調べました。

 ありました。世田谷区では区政全般以外に子供基金、地域保健福祉推進基金、義務教育施設基金、文化振興基金、国際平和交流基金そして、みどりのトラスト基金 (世田谷みどり33の実現のために)がありました。

これは寄付という形をとっていますがふるさと納税で、その分に応じて地方税は安くなります。この方がよっぽど良いと思いました。もちろん「みどりのトラスト基金」です。 区のみどりとみず政策担当部に電話して、早速書類を送ってもらいました。世田谷区では特産品はありませんから、お礼の品はありません。後日、きれいなフレーム入りの区長の名前での礼状が届きました。

どのように使われるか、みまもりたいところです。

 

                                     松崎 加寿子記

松崎さん、ふるさと納税の「みどりのトラスト基金」に積極的に賛同いただき、納税下さりありがとうございました。私たち区民も皆で「ふるさと納税(みどりのトラスト基金」に納税し、「みどり33」の達成し協力しましょう。「お礼がほしくてふるさと納税をする人」がいてもかまいませんが、「自分たちのふるさと世田谷のみどりの拡充を考えて、ふるさと納税をする人」が増えて、世田谷のみどりが多くなり、地球温暖化に強い、ヒートアイランドの少ない、災害にも強い世田谷を皆で作りましょう。ふるさと納税をした金額の大半は、確定申告の時、地方税の減免で返ってきますので、個人の負担はそれほど多くありません。

                                         中川 清史

世田谷区役所ホームページはこちら

9・21  仙川・緑と水の会 写真展

世田谷美術館・区民ギャラリーにて

9・19  「生きものつながる、世田谷プラン、シンポジューム」

「生きものつながる、世田谷プラン、シンポジューム」開催  9月19日(月・祝)、13時30分~15時30分

会場: 成城ホール、(成城6-2-1) 定員:250名(要申し込み)、申し込み先、せたがやコール(5432-3333)

事務局:世田谷区みどりとみず政策担当部みどり政策課  内容: 世田谷区生物多様性地域戦略素案説明 区内の活動事例紹介、

活動者のディスカッション、

 

9月19日 野川神明橋、ビジターセンター対岸のオオシマザクラがピンチ

写真撮影:柿平トネ

 

毎年、立派な花を私達に見せてくれるトラスト・ビジター・センター対岸河川敷のオオシマザクラ。

地球温暖化がどんどん進み、ゲリラ豪雨も年々雨量、回数も増え、治水のため、野川も多摩川の合流部から河川改修が進み、いよいよ28年度 (29年春)世田谷通り~小田急までが実施され、29年度(30年春)には小田急~神明橋~谷戸橋と一番自然豊かな部分に改修工事が進む。

この区間の野川河川敷には、アカメヤナギやオオシマザクラを始めコサギやカワセミなどが小魚を狙ったり、羽を休める高木が5~6本ある。東京都もこの区間の川幅が広いこともあり、出来る限り景観や自然にもやさしい形で河川改修をと考え、去る28年8月31日、樹木医にこれら高木の診断を依頼、地域の住民と一緒に解説を聞き、ビジタールームに場所を移して質疑応答を行った。これら樹木の元気度、川の流れにどこまで耐えられるか、どうやったら川の中に高木を残せるか、残された時間は少ないが、至急検討の上、地域住民とも話して、最終図面を書くという。是非、治水と、景観や生物多様性両面を考えたグリーンインフラのモデル地区にふさわしい解決策を期待したい。

                                      中川 清史

 

 

8・5  第9回 雨水ネットワーク会議全国大会2016IN 東京

「第9回 雨水ネットワーク会議全国大会2016IN東京」   28年8月5(金)・6(土)・7(日)

会場:東京都市大 二子玉ライズ 夢キャンパス   めぐる水 活かす人 潤うまち ~雨から始めるグリーンライフ~

 詳細はこちら→雨水ネットワーク事務局 大会ホームページ

7・30  夏のみつ池体験教室

夏のみつ池体験教室  2016年7月30日(土) 午前10時~午後2時

場所、成城・神明の森みつ池特別保護区申し込み先、(一財)世田谷トラストまちづくり   TEL*03-6407-3311

7・6  「野川のグリーンインフラへの取り組みと世田谷区」

「野川のグリーンインフラへの取り組みと世田谷区」 2016年7月6日(水) 18時~20時

講師、神谷 博(法政大学兼任講師)    場所、世田谷区砧総合支所、4F、集会室A・B

連続セミナー「せたがやにおけるグリーンインフラとは」最終回

7・3  世田谷の地域風景資産を歩く

世田谷の地域風景資産を歩く 28年7月3日(日)10時~16時   10時成城駅出発~16時瀬田で解散

 成城地区の風景資産は、松田と中川が解説

日本建築家協会主催、世田谷区都市デザイン課後援の「世田谷の地域風景資産歩き」が開催され、「崖線みどりの絆」の松田・栗林・中川が成城地区をご案内しました。

10時成城駅中央口集合、アグリス脇を歩き、富士見橋へ、そのあと3丁目野崖線でヒマラヤスギや、ユリノキを見ながら、

昭和初期の近代住宅を見学、桜と紅葉の並木、山縣邸などの前を通り、木漏れ日の庭・志村邸(松本邸)を通って、最後はゆっくり3丁目の里山、明正小学校のすぐわき、江戸時代からの御料林や湧水を見学、11時半に野川の喜多見大橋で、喜多見のポンポコさんに案内を交代、猛暑日でしたが、日蔭には爽やかな風が吹き抜けて居り、楽しい1時間半でした。

なお時間がありましたので、喜多見歩きにもご一緒し、野川、次太夫堀、(お昼ごはん)古民家見学、竹山市民緑地、須賀神社、古墳群の見学、新しくできた喜多見農業公園、、慶元寺・三重塔、氷川様、までご一緒させていただきました。

 

真夏は無理ですが、春秋には素晴らしい散策コースですので、ご参考までに、ルートを載せました。

6月19日 コミュニティーガーデン見学バスツアー

6月19日(日)世田谷みどり33応援団主催の標記バスツアーが開催されました。コミュニティガーデンが盛んな地域、規模や形態等の異なる4つの公園等が対象です。地域の人びとを指導した講師たちの解説に、具体的に進め維持管理も行っている地域の方々や行政担当者からの説明もあり、意見交換も行いました。ハードスケジュールでしたが、心地よいみどりや花々に囲まれた見学会は、みどり・ガーデンのつくり方や育て方等の参考になったことでしょう。参加者は34名でした。

5・28 世田谷区立「喜多見農業公園」開園

世田谷区立「喜多見農業公園」が開園  

5月28日(土) 10時~11時半 オープニングセレモニー

場所:喜多見慶元寺南側に隣接(喜多見4-16-25) 

私たちの仲間、「NPO法人せたがや喜多見 農とみどり」が、運営に協力にます

5月28日(土)東京都が認定した「農業公園」第1号として喜多見4丁目、慶元寺のすぐわきに世田谷区の喜多見農業公が

オープンしました。管理運営はランドブレイン(株)ですが、(協力)で「NPO法人せたがや喜多見 農とみどり」が作業をやっています。28日も朝早くから、みなさんで畑の草取りをやっておられました。お近くの農家の奥さんや息子さんたちが、この地を支えてきた農業の歴史や文化を伝え、喜多見の農のある豊かな風景子どもたちの時代まで残して行くためにスタートしました。

サポーターの募集やイベント、子供たちの体験など企画されておられるようです。

是非一度訪ねてみてください。                                     中川

次大夫堀公園の田植え

次大夫堀とは、江戸時代、荏原のあたりの田んぼに水を引くように云われた、小泉次太夫が、多摩川から旧野川等も利用して、

国分寺崖線に沿って水を今の大田区の方まで引いた、その堀を次大夫堀といったそうです。世田谷区ではその功績をたたえ、喜多見の次太夫堀の跡を一部復元して流れを復活すると同時に、世田谷区内の古民家を何軒か移築したり、田圃を作って、近隣の小学校の生徒に田植えや稲刈りを体験させています。また古民家では、カイコを飼って衣をつむいだり染め物をしたり、冬には囲炉裏や餅つきをしたりして、昔の暮らしを見せて居ます。喜多見は大昔から、人が住み、崖線の上も遺跡や古墳が出ますが、今回の外環の工事でも野川周辺で沢山の遺跡が出て、喜多見大橋のあたりでは今も発掘をやって居ます。外環の工事が済むころまでには、先般見つかった横穴墓も含め展示ができるようにしてもらいたいと思っております。

帰りに次大夫堀を通ったら、田植えが終わっていました。近くの小学校の生徒たちがが授業で植えたものだと思います。

カモが1羽、畦で日向ぼっこしていました。

                                                   中川

5月23日 「ガーデニングフェア・馬事公園」終了しました

20.21日はお天気もよく、ガーデンフェスタは中々盛況でした。池田さんの朝どれ世田谷育ちは大変人気でした。

お蔭で「グリーンインフラ」と「みどり33」のアンケートも大勢の方々がお答え下さり、景品のフラワーポットも空になりそうでした。また我々だけでなく、農大の短大が出展した「互で流れを模した枯山水」的な地球にやさしい庭づくりは、雨が降れば「グリーンインフラ」として役立つものでした。今度の8月5・6・7の二子玉ライズにも出展しないか、彼らにも声をかけて来ました。

色々な機会をとらえて、若い方たちも含めグリーンインフラを進めていければと思います。

                                                   中川

5月19日 「ガーデニングフェア」 馬事公苑前欅広場にて

 

グリーンインフラ(GI)をご存知ですか?

私たちの都会の暮らしは、コンクリートとアスファルトで造られた雨水排水機能(グレーインフラ)に頼ってきました。環境にやさしく、災害に強い世田谷になってゆくために、グリーンインフラを知ることから始めませんか?

 「5月20日(土)21日(日)馬事公苑前欅広場にて開催される「ガーデニングフェア」に、緑化駐車場の実物展示をします。(といっても、舗装面の一部、ちっちゃなものです:写真ご参照)

緑化駐車場をグリーンインフラ(GI)への取り組みと位置づけ、広く普及させたいと思っています。

 土日には是非ともお出かけください。喜多見さんの野菜販売も行います。」 

                                                中井

*写真・資料チラシ(世田谷みどり33応援団)はクリックで拡大します。                           

5月9日 「世田谷区の新しいタイプの公園」 とは?

成城地区ではありませんが、グリーンインフラ型(自然の力を賢く使って災害を防いだり、地球環境を和らげる手法)

の公園と緑地を紹介します。「上用賀公園」と「宇山緑地」です。一昨年「雨水利用の推進に関する法律」が「水循環基本法」と同時に成立し、昨年8月グリーンインフラも閣議決定し、最近急に脚光を浴びています。自然の力を賢く使って「災害を未然に防ぎ環境にも易しいものを作ろう」という動きに、「みどりを増やそう」という世田谷区の方針(みどり33)が上手くマッチした企画、と思い取り上げました。皆さんで「いいね!」をあげましょう。

                                                  

「上用賀公園」

馬事公園と関東中央病院の間にできたのが「上用賀公園」

中にマンホールトイレとレインガーデンがあるかなり大きめな公園。

普段は空の池(枯山水)だが、雨が降ると周りからも雨水が流れ込み池になり、時間をかけて浸み込み地下水を涵養し、気温も下げてくれる。 *写真はクリックで拡大します。

「宇山公園」

もう一つが関東中央病院の世田谷通りを挟んだ反対側のコンクリ工場の裏にできた「宇山緑地」だ。

ここは小さいが遊水池があり、子供達が草原となった空の池の中で遊んでいた。

ここも普段は空の池(調整池の小型版)で雨が降ると周りからも雨水が流れ込み、時間をかけ浸透して行く。

4・23  里山の花を探そう  「春のみつ池体験教室」

場所:成城4丁目・神明の森みつ池特別保護区  時間:10時~15時

定員:30名 無申し込み先:世田谷トラストまちづくり TEL:03-6407-3311まで

4月18日 「成城のアメリカハナミズキ」

桜が散って、まだ2週間というのに、もう、爽やかなみどりの季節になって参りました。

今日は雨もひどかったですが、合間を見てビジターまで行ってきました。

途中、モッコウバラ、ツツジ、アメリカハナミズキ、野川沿いのヤエザクラなどの花々に国分寺崖線や野川の新緑、野川緑地広場のケヤキ並木がとてもさわやかでした。ところで、成城にはさくらも多いですが、アメリカハナミズキも多いです。

今、ちょうど満開で、並木にも咲いておりますが、どうもご家庭のハナミズキの方が立派に咲いております。

排気ガスに弱いのかも。自治会が発行した「成城のまち」にも載っておりますが、成城のアメリカハナミズキは由緒正しいものが多いのです。昭和51年アメリカ独立200年記念に、アメリカ合衆国からワシントンのサクラのお返しに送られたもので、並木にも植えられましたが、一般のお宅にも送られました。

特に今年はきれいに咲いているお宅が多いように思います。

また、成城の花としてもクリスマスローズに次いで2位だったのも、この話をご存知の方が多いからかもしれません。

                                                 中川 

4月9日  「成城3丁目 マンション計画」

国分寺崖線のみどりの一部がまたまた消失しそうです。

 

成城3丁目の崖線近くでマンション計画が浮上し、周辺の住民は住環境の悪化を懸念して、開発業者と折衝を続けています。

T邸は崖の部分を庭園として、国分寺崖線の面影を残していました。この敷地を購入した川崎市のS社はこの土地に30数戸の分譲マンションを建設しようとしています。

これまで一軒だった場所に30倍もの所帯が越してくるわけで、環境が大きく変わることが予想されます。

しかもこの土地は崖の上部は私道からの進入、崖の下は車一台がやっと通れるほどの狭い道で、行き止まりのような場所にあります。マンション建設が進めば、当然崖の部分は樹木が伐採され、ブルドウザーで地形も大きく変わることでしょう。

わずかに残っている国分寺崖線の自然が破壊されるのをなんとか防げないものでしょうか。

 

成城4丁目はみつ池やいくつかの市民緑地などで比較的みどりが保たれていますが、3丁目は崖を削っての宅地開発が進み、

この敷地は数少ない崖線を忍ばせる場所です。貴重な自然がマンション建設で破壊されるのはなんとも残念です。

世田谷区は「みどり33」を合言葉に、区政100周年の2032年までに世田谷区のみどり率を33%にしようとしていますが、すでにあるみどりを守らないで目標を達成できるのでしょうか。この場所は風致地区でもあり、自然環境を守るために、行政にも乗り出してほしいものです。(吉田 記)

4・3  国分寺 日立中央研究所 「春の桜の開放日」

野川の源流としても有名な国分寺の「日立中央研究所」は桜と紅葉の名所でもあります。春と秋それぞれ1日だけ開放されます。今年は4月3日に決まったそうです。

4月2日・3日 「成城さくらフェスティバル」

満開が土日とうまく重なり、曇りとはいえ最高のお花見と人出で、ホコ天もワゴンセールも一日中にぎわいました。

ご承知のように、成城の桜並木、イチョウ並木は、昭和初期成城学園が成城の街を作った時、児童も参加して皆で植えたものです。

現在は区が管理しておりますが、秋には桜は成城自治会が住民や企業の応援、更には明正小学校6年生も加わって、又イチョウは成城学園のOB会、成城地区成城会が落葉掃きを実施しております。

成城地区にはこれ以外にも仙川沿い(成城学園、東宝撮影所)野川沿い、ビール坂、鞍橋通、等沢山の桜の名所があり、毎年サクラフェスタの苗木販売でも80本の桜の苗木を提供しております。  

                                                        中川

3・26~30  東宝スタジオ「桜ライトアップ」

東宝スタジオ「桜ライトアップ」開催日決定

日時:3月26日(土)~30日(水)の5日間

18:00~20:00まで。

場所:東宝スタジオ(世田谷区成城1-4-1)

成城の東宝スタジオ内を流れる仙川沿い(1の橋から3の橋)の桜のライトアップが行われます。

撮影所の照明スタッフの演出による、撮影用照明を使った幻想的な桜のライトアップです。

3月29日 成城のシンボルフラワー「クリスマスローズ」

成城出張所傘下の住民ボランティア「ミニコミ誌編集委員会」が、年4回発行している情報誌「みどりの風Seijo」。

この情報誌が、平成17年に新しくできた成城富士見橋の花壇のメンテナンスを始めた住民団体「成城フラワーメイト」設立記念に「成城のシンボルフラワー」募集とその結果を特集しました。それによると、「成城のシンボルフラワー」は有効票518票中、121票とダントツでクリスマスローズ、2位はハナミズキでした。その後、毎年2月には野川沿いのトラストのボランティアセンターで、クリスマスローズの植え込み作り方講習会が実施され、成城には「3丁目 こもれびの庭」をはじめ多くのご家庭で、2月から3月にかけてクリスマスローズを見ることができます。

                                                 中川

 

3・26  里山で春さがし 「早春のみつ池体験教室」

2・21 シンポジウム「みどりのライフスタイルを広げよう」

シンポジウム 「みどりのライフスタイルを広げよう」~成城マネージメントの試み~

日時:2月21日(日) 13:00~15:45   定員200名(申し込み不要)

会場:成城ホール  成城6-2-1(小田急線成城学園前駅徒歩4分)

 

「みどりに親しみ、みどりと共生し、みどりでつながる豊かな暮らしは、わたしたち成城住民がこれから先もずっと大切にしたい”ライフスタイル”です。先人たちが培ってきた”緑豊かなライフスタイル”をみんなで再確認し、次の世代へと継承するためのまちづくりを

かんがえてみませんか。」(チラシより抜粋) 

※詳細は左の写真をクリック拡大でご覧下さい。

3月17日

成城4丁目で現在雨水専用の下水管の工事が進んでいるのですが、道路わきのU字溝のふたに

「しんとう」と入っていました。(みつ池の近くで、道路にも浸透マスが入りました。

又その道路わきの高級住宅地に、芝生の駐車場と雨ドイに浸透マスがついていました。

この地区のみなさんが、雨水を地下に入れようとされている証です。         中川

2016年1月17日  「みどりのフィールドミュージアム第2弾・喜多見 農のある風景街歩き」

今回の歩きは、、現在工事が始まろうとしている、世田谷区の農業公園第1号を喜多見の歴史的な社寺も見学しながら、

ぐるっと歩こうと、「みどりの絆」の仲間「みどり33応援団」が、この農業公園の維持運営に係ろうとされている

NPOのメンバーと一緒に世田谷区も加わって企画したものです。

 この日の参加者は子供6人ほどを含め、総勢40人となりました。

案内マップは、区役所や出張所、まちセンにおいてある、「世田谷・みどりのフィールドミュージアム」

(喜多見4・5丁目農の風景育成地区)です

 ルート,

 ・集合場所、次太夫堀管理棟前 、(たんぼの前)

  →→  竹山市民緑地(竹林)

  →→  稲荷塚古墳

  →→  慶元寺{江戸氏(喜多見氏)菩提寺}

  →→  氷川神社、(大宮の氷川神社に並ぶ降るからの神社)

  →→  畑の中の土の道、

  →→  次太夫堀古民家と回りました。

喜多見は古くからの歴史ある街として知られていますが、今回の目玉は、

何といっても、東京都が認めた、第1号の農業公園として、喜多見慶元寺の

三重塔の脇にできる農業公園をみなさんにお披露目することにありました.

成城の街ができたとき、住所は、砧村字喜多見上の台でした。              中川

12・7  「成城まち歩き」昨日無事終了のご報告

12月6日(日)、世田谷区砧支所主催の「崖線ウォーク」(成城まち歩き)は、天気にも恵まれ、暑くもなく、全員無事紅葉の中を歩きました。
トラスト、ビジターセンター→発明の杜市民緑地→みつ池開放緑地→山田南画院→、不動橋→木漏れ日の庭→山縣邸→成城三丁目緑地→さくら公園→崖線下の道→喜多見不動→みつ池外側→せせらぎの小道→野川→神明橋→ビジターセンター」のルートを健康づくりを兼ねての1時間半と少し速足で、3班に分かれて解説付きで歩きました。 

11・12  「成城まち歩き」 12月6日(日)

12月6日(日)、成城1丁目~9丁目にお住まいの方を対象に成城地区の国分寺崖線中心に歩く会が、世田谷区主催でもよおされます。

成城にお住まいでも、3丁目4丁目の国分寺崖線の魅力をご存知ない方も多いのではないでしょうか?

木々が色づく季節、お散歩がてらお話を聞きながら成城の自然の中を歩いてみませんか?

 *参加には申し込みが必要です。 申込締切は11月24日(火)「成城まち歩き」(成城地区の国分寺崖線中心に歩きます)

◆ 対象:成城1丁目~9丁目にお住いの方、

◆ 日時:12月6日(日)午後1時~4時(歩きは1時間半)

     (受付開始、12時45分から)

◆ 集合場所:(一財)世田谷トラストまちづくりビジターセンター

        所在地:世田谷区成城4-29-1案内図はこちら

◆ 参加申し込み先:世田谷区砧総合支所健康づくり課 TEL:03-3483-3161 *おかけ間違いのないようお願い致します

  受付時間、 午前8時30分~午後5時

◆ 申込締切:11月24日(火)   

11・10  私たちは「世田谷ダム」を応援しています

◆屋根に降った雨水を有効に!雨水浸透マス・雨水貯溜タンクの設置活動

世田谷ダム」とは実際のダムではなく、皆さんのお宅で、降った雨を下水に流さず地面にしみこませよう、という取り組みです。雨ドイの脇に「雨水浸透マス」や「雨水タンク」をつけたり、駐車場をコンクリでなくレンガや芝生にして地面に雨をしみこませるのです。

1軒1軒では小さな量でも、街中で、世田谷中で実施すれば「世田谷ダム」になるのです。「野川」や「仙川」をゲリラ豪雨から救いますし、「成城みつ池」や「成城3丁目里山の湧水」も枯渇から防げます。是非、「世田谷ダム」にご協力ください。

世田谷区は「雨水タンク」は50%、「雨水浸透マス」は80%助成しておりますが、「雨水浸透マス」は何軒か纏ると無償になります。成城地区は湧水の涵養地区でもあり、私達は世田谷区と協働事業で世田谷ダムを進めて居ります。

お考えいただける方は是非ご一報ください。「崖線みどりの絆」 事務局 中川清史 090―4725―8411

11・2  写真展「野川がつなぐ多様な生命(いのち)」が始まりました

「野川の多自然川づくりを考える連絡会」が、世田谷トラストまちづくりビジターセンターにて写真展を開催。

「多摩川の支川である野川周辺のたくさんの命を再認識していただければと思っております。」ブログより

 子供たちにこの豊かな自然を残したい・・野川がつないでいるたくさんの生命を知る貴重な機会。

クイズなど趣向をこらした展示も!ぜひご家族でお出かけください。

場所:(一財)世田谷トラストまちづくりビジターセンター  

世田谷区成城4−29−1 

時間:9:00〜17:00  (月・火曜日は休館日) 
写真展は年末まで開催の予定

9・26 外環現場で15基の横穴墓発見

9月26日 玉堤通り、東名脇の外郭環状道路の現場で横穴墓が発掘  

外環東名JCTのシールド組立工場建設地で、古墳時代の横穴墓が15基横につながって発見され、9月26日(土)朝10時から毎時5回、見学会が開催され、大勢のお子さんを含め600名以上の方々が説明を受けたあと見学された。

国分寺崖線の崖100m位に15基の横穴墓が並んだ様は圧巻だった。世田谷区の古多摩川が削った国分寺崖線には、湧水があちこちに出ており、古代から人類が住んで古墳や横穴墓がかなりあるが、これだけ並んでいるのはそうはない。4小学校と2中学校に案内したというが、生きた歴史が見れるのは素晴らしい。残念なことに、この殿山は外環東名JCTランプ予定地で、埋め戻されてしまうという。何とかならぬ                                           (中川 清史)

10・30 NHK総合テレビ「ひるまえほっと」

10月30日 午前11時30分~54分 NHK総合テレビ「ひるまえほっと」で国分寺崖線を紹介

NHKにより取材された、国分寺崖線の魅力や崖線で暮らす素晴らしさを放送。中村会長にも出演いただきました。

7・11 成城に虹が出た!

6・20  成城まち歩き

2015・4 今年も美しい成城の桜!

野川沿いのオオシマザクラは今年も見事な花を咲かせています。 野川の河川工事のために切られてしまうというこの美しいオオシマザクラは、いつもの年にも増してその美しさを誇り、「わたしを切るようなことはしないでください。 わたしを守ってください。」という言葉が聞こえてくるようです。

この季節の成城名物となった

東宝撮影所の桜のライトアップ。

今年は4月1日から4日までです。 撮影所のゴジラも参加、

桜とゴジラのミスマッチもこのイベントならでは。

 

「樫尾俊雄発明記念館」 と「発明の杜 市民緑地」が「若大将のゆうゆう散歩」で紹介されました。 

テレビ朝日で130日朝の放送でした。

http://www.bs-asahi.co.jp/youyouwalking/)
 
加山さんは一言一句にも、とても感動されて場を盛り上げてくださり、
普段は無口な記念館の加藤ものせられてけっこう雄弁に対応する姿
には、さすがプロの仕事人と感じ入りました。番組が楽しみです。(カシオ計算機 担当K氏)


下神明の湧水脇の古い石碑

下神明の湧水です。 建主の協力で、湧水が直接下水に入らず、小さいながら流れとして、皆さんの目に入るように、世田谷通り沿いにしつらえられました。 区によって表示のプレートがつけられることになっています。

 

「成城の野川」が゛関東・水と緑のネットワーク拠点百選“ に選定されました

私達のリンク先「野川の多自然川づくりを考える連絡会」が応募した「日本生態系協会」の「関東・水と緑のネットワーク拠点100選」に「野川の小田急高架下~谷戸橋間」が選ばれました。 おめでとうございます。 皆さん、よくご承知のようにこの間は、野川が国分寺崖線に寄り添うように流れ、そこに喜多見ふれあい広場、野川緑地広場等が加わっているのです。 人間にとっての憩いの場所である前に、沢山の種類の自然が重なり合って野鳥や昆虫や小魚等にとっても素晴らしい環境なのです。  これからは紅葉の秋が楽しめます。休日には是非成城の街中の散策だけでなく、野川を挟んでの国分寺崖線や喜多見ふれあい広場、野川緑地広場、四丁目緑地、発明の杜市民緑地、十一山市民緑地、神明の森みつ池、喜多見不動などの秋をお楽しみください。23区内とは思えぬ自然の宝庫です。

悲痛な叫びがきこえますか? 伐られてしまった7丁目のケヤキ

 

成城の町が出来るずうっと前から

 

この土地の移り変わりを年輪に記録してきたのに

 

今年はもう出来なくなりました。

 

この年輪がレコード盤のように音を再生出来るなら

 

聞いてみたいです。

 

湧水を活かした 喜多見東地区記念公園 が4月1日からオープンしています

 

多摩堤通りが東名高速をくぐるところの手前、二子玉川行きのバスの停留所「下宿」のわきに、水の公園がオープンしました。 3年前、周辺の区画整理の一環で公園新設が計画され当初の原案では、格別に水などの無い普通の公園でしたが、住民の熱心な意見具申を区の公園課が採りあげてくれて、むかし狛江市からはるばるここまで流れていた「清水川」、通称「喜多見小学校前湧水」の水を活かした、水のある園としてお目見えしました。ここは、国分寺崖線、府中崖線、野川、清水川が一か所に集まった貴重な場所ですので、ついでの折に訪問してみて下さい。今では湧水は乏しくなっていますが、雨水浸透や貯留でまた元気になってほしいものです。現地には水路地図付きの説明板も2本建っています。        (K.U)

 

鎌田のシダレヤナギの子供達

昨11日「野川多自然川づくり」が東京都と世田谷区と今年度工事区間を、歩いて、現地を見ながら、いろいろ要望を話しました。その折に、東京都からシダレヤナギの枝を15本差しました。現在10本から新芽が出ております。

何とか、丈夫に育つように、又暑い夏を上手に乗り切れるように、大切に育てたいと思っております、と報告がありました。

                                                              中川 清史

 

◇残念な話 「野川下流部、鎌田のシダレヤナギの伐採」

 皆さんも二子玉川へ行かれる時に、ご覧になったことがあったと思いますが、鎌田の天神森橋のすぐ下流、野川と仙川合流点にあった「シダレヤナギ」の大木が伐採されました。

 長い事、野川下流部のシンボルツリーとして、皆さんに愛されてきた樹木だけに残念です。

仙川の治水対策上、掘削するため多摩堤通りの下を通る水道本管を動かす必要から、野川の上に、一時多摩堤通りを移設するため、伐採せざるを得なかったのだそうです。勿論、鎌田橋の老朽化も要因の一つだそうです。

 地元でも以前から話が出ていたようで、東京都の第二建設事務所も気にかけて、ヤナギのDNAを絶やさないように、ヤナギの枝を何本も挿し木をして準備されているそうです。

 成城地区の小田急から谷戸橋の間には、アカメヤナギやオオシマザクラなど、素晴らしい景観で皆さんに愛されているだけでなく、野鳥が休んだり、カワセミが小魚めがけて飛び込むための止まり木につかっている立派な木々があり、成城地区の住民としては、他人事ではありません。

 神明橋周辺は、世田谷区の地域風景資産にも選ばれており、都内でも野鳥が一番多種飛来する地域です。確かに挿し木をし、DNAを残すのも選択肢の一つですが、神明橋付近の工事までには時間もあると思います。鎌田での平成17年の大洪水を考えると、治水工事は大切で必須と考えますが、幸いなことに、神明橋周辺は川幅が他より大変広く、又、谷戸橋上流左岸には国交省所有の広い土地もあります。自然をあまりいじらずに改修出来るのではとか、調整池も出来るのではなど、いろいろな選択肢が考えられますので、東京都や世田谷区と事前に相談、打合せをさせて頂き、多自然川づくりの専門家のご意見もお伺いし、知恵を出し合って子孫に誇れる川づくりをして行きたいと考えます。

                                                             (中川 清史)

野川下流部、鎌田の立派なシダレヤナギが・・・
野川下流部、鎌田の立派なシダレヤナギが・・・
無残にも跡形もなく伐採されました。
無残にも跡形もなく伐採されました。

◇救命されたユリノキ

 

国分寺崖線近くの住宅地(成城3丁目)に聳え立つ一本のユリノキ。周囲の樹木の中でもひときわ威容を誇り、道行く人々に強い印象を残す樹だ。昨年、庭にそのユリノキのある古い日本家屋が解体され、何本かの木を残して敷地が整地された。相続で土地が売りに出されたと聞き、あの立派なユリノキが伐採されるのではないかと、近隣住民は皆心配をした。世田谷区の保存樹木であったものが、いつの間にか解除されていたのを知り、危惧がつのった。

 

 そんなおり、成城自治会の中川副会長のもとに一本の電話が入った。「数人の庭師がきて、なにやら作業をしている。ユリノキを伐採するのではないか」と心配をしての通報だった。近くに住む私が現場に駆けつけてみると、確かに重機をいれて、何人かの庭師たちがユリノキの周りで働いていた。親方らしき人に「伐るんですか」と声をかけると、笑いながら近づいてきて「伐りません、伐りません。建築工事で根を痛めないように、根回しをしているのです。たくさんの人に聞かれているのですよ」とニコニコしながら答えてくれた。その返事に安堵した。「ユリノキは残るのだ」と・・・・

 

 その後新しい所有者Tさんから顛末を聞いた。近所に住むTさんのもとに、不動産会社の人が挨拶に訪れ、「敷地を4分割して、分譲する」というものだった。その場合当然ユリノキは伐採される運命だった。樹木を愛するTさんは、かねて転居を考えていたこともあり、「それでは一括して購入し、あのユリノキを守ろう」と決心するまでに時間はかからなかった。かくして伐採を逃れたユリノキが、これからも3丁目のシンボルとして聳え続けることになった。

 近年敷地の細分化が進むにつれ、高木が次々に伐られる悲しいニュースの多い中で、久しぶりの明るいニュースに接し、こうした動きが続出することを願ってやまない。

 

目下ユリノキを生かした家の設計が進んでいるとのことで、「ユリノキの館」の完成が待たれる。Tさん一家の英断に拍手、そして感謝!!

(吉田記)

 

◇ビジターセンターに雨水タンクの「雨水くん」が二基つきました

トラストのビジターセンターの雨水タンクに水やり装置がつながれた
トラストのビジターセンターの雨水タンクに水やり装置がつながれた

野川沿いの(一財)トラストまちづくりのビジターセンター玄関の両脇に「雨水くん」という名前の雨水タンクが設置されました。昨今のゲリラ豪雨対策と地下水の枯渇対策を兼ね、又、世田谷区の雨水対策「世田谷ダム構想」のPR用として、4月初めに設置されたものです。

トラストのビジターセンターは、・野川の面前であること、・自然に思いやりのある方々が大勢集い合う場所であると考え、(一財)トラストまちづくりに設置をお願いいたしました。

是非皆さん、ご覧になって、治水や渇水対策にもなり、水やりに便利で、しかもエコにもつながる雨水タンクを考えてみてはいかがでしょうか。世田谷区では設置費用込の半額(事前申請制で、MAX3万5千円迄)を助成しています。なお、雨水浸透マス(原則8割助成、無償もあり)を含め、私達、「崖線みどりのきずな」は世田谷区とタンクとマスの普及啓発を進めて居りますので、いつでもご連絡いただければ、設置のご相談をさせていただきます。

 

◇この美しい野川のオオシマザクラが伐られるかもしれないのです

成城4丁目29のトラスト協会ビジターセンター斜め向かい側の川岸に立っています。

この辺りの野川沿いの桜はソメイヨシノよりもややオオシマザクラが多いのですが、中でもこのオオシマザクラはひときわ大きく、見事な花を見せてくれています。

 野川は、近年の洪水対策のため川底を掘り下げる工事を始めていて、遠からずこの桜の木も伐られるかもと聞き、曇天でしたが慌ててカメラを持って出かけました(4月5日)。(柿平トネ)

工事の計画については、下記をごらんください。

◇野川の河川改修計画 - これによって河川敷の豊かな自然が消えてしまうかも・・・

平成17年9月4日、三鷹市で1時間に100ミリもの大量の雨が降り、野川と仙川の合流点鎌田で200戸を超える床上・床下洪水が発生しました。東京都はその後、治水対策を急ぎ、毎年240mずつ上流へ向かって河床掘削工事を進めています。最終的には京王線を越えて甲州街道まで河川改修することが決まっております。現在次太夫堀公園を過ぎ、世田谷通りに近づいています。26年度(27年春)に世田谷通りを越え、27年度(28年春)には小田急線のあたりまで到達する予定です。小田急線から谷戸橋の間は、28年度、29年度(29年春から30年春)の工事予定です。

一方、自然が一番豊かで、景観が良いのが、小田急線をくぐって小田急の車庫(喜多見ふれあい広場)前から谷戸橋までの間です。ここは、野鳥も東京1沢山の種類が飛来する都会のオアシスです。また近くのみつ池では、自生の蛍が生息しています。この区間は川幅もゆったりとしており、大木の柳や大島桜もあって、たくさんの人たちが夫々に野川を楽しんでいます。親水で子供が川遊びをしたり、ワンちゃんたちの会もあります。ランニングをする人、自転車を楽しむ人、飛来する野鳥を大きな望遠レンズで追いかける人など、本当に多くの方々が利用しています。ここは特別に川幅が広く、掘り下げなくても大丈夫のような気がします。何かいい治水対策はないかと考えており、例えば、谷戸橋近くにある国交省所有地を掘り下げて、緊急時の調整池にする案などです。東京都に話し合いの機会を持てるよう働きかけたいと思っています。

世田谷区の野川関係住民4団体合同の「野川多自然川づくりを考える連絡会」が中心になって、ビジターセンターで写真展やアンケート調査をしていますが、是非この素晴らしい環境を残せるよう、知恵を出し合って、東京都や世田谷区と相談して行きたいと思います。(中川)

2・1 オオタカのその後-3

2月1日(土)午後、「みつ池」の作業日にメンバーの方達が「みつ池」で成鳥を2回、幼鳥を1回見たそうです。この幼鳥が、11月に近くのガラス窓に激突、失神した幼鳥で、かつ2週間前、近くのビオトープで水浴びしていたあの子の確率はかなり高いと思います。本当に良かったです。それに、「みつ池」やその周辺は野鳥の世界のテッペンに君臨するオオタカを受け入れる自然が残っていることが証明されたということです。皆で、是非「みつ池」を含めた、国分寺崖線を大切にして行きたいと思います。

                                                                                  (中川 清史)

2015・1 オオタカのその後ー2

 年が明けて1月中旬、「みつ池」上部のすぐそばのお宅のビオトープで水浴びをしている姿が確認されました。ガラスにぶつかったお宅と100mぐらいしか離れていないお宅で、社会復帰したエリアなのです。写真を撮ろうとしたら木の中に隠れてしまったそうです。その10日ぐらい前にカラスに追われて、「みつ池」に逃げ込んだ幼鳥を見た、という方もおられる。どうやら元気になって「みつ池」を生活の場にしているようで、みなさんにもご心配をおかけしましたが、本当に良かったと思います。

2014・11・14 あのオオタカのその後は・・・?

オオタカ幼鳥のその後

「11月14日(木)」

みつ池の作業日で中に入ったら、作業小屋の前に、オオタカの食痕がありました。作業日には我々が入りますので、ここで調理をするオオタカはまずいません。先日ガラスにぶつかって、ここで息を吹き返したあの鳥だからここで安心して、ドバトを調理したのだろう。よかったな。

 

「11月18日(月)」

オオタカが最後に逃げ込んだお宅に植木屋さんが入っており、「みどりの絆」メンバー木村さんにすぐに行って棟梁に事情を話し、動向を探ったが行方しらず。お庭を調べさせていただいたが何も跡はみつからなかった。ということは、元気になって自然界に戻ったのではないか。自然治癒、オオタカはやはり強い、よかったね。

2014 11・2 オオタカの幼鳥が大怪我

 ―頑張って生き抜いてー

 

成城のみつ池周辺には、都内では珍しい「オオタカ」が生息しています。

 

11月2日(土)午後1時ころ みつ池近くの住宅の2階の窓にオオタカの幼鳥が激突し、気絶しました。異変に気付いた住民が専門家に連絡を取ったところ、自然治癒がベストと助言され、段ボールの中にオオタカを布でくるみ、車に乗せて、静かに見守りました。小1時間もすると、段ボールから這い出し、車の背もたれに立ちました。その1時間後、車から出て、近くの榎の枝(地上3~4m)にとまりました。しばらく様子を見ていましたが、もう大丈夫と思い、見守っていた人々はその場を離れました。

3日(日)朝  翌朝榎の近くに行ってみましたが、オオタカの姿は見当たりません。

4日(月)朝  翌々日朝バサバサという音をたて、大型の鳥が空き地に降りるのが目撃されました。連絡を受けた野鳥の専門家が、夕方望遠レンズで個体を撮影し、オオタカの幼鳥と確認しました。暗くなり雨が降り出すと、オオタカは隣地の金木犀の枝(約2m)に移りました。

5日(火)朝  金木犀に止まっているのが確認され、その後更に隣地に移動しました。東京都の鳥獣保護係に連絡すると、静かに見守るのが最善との助言を受け、様子を見守ることにしましたが、9日()  今日(9日)現在行方不明です。オオタカは羽に怪我をしている様子で、餌をとれるかと心配しています。

みつ池は緑地保全地区に指定されており、かねてからオオタカの食堂になっていると言われていましたが、今回の衝突事故で実証されました。

又、餌場のみつ池近くのこの更地に、何故舞い降りたのでしょうか。実はこの土地には古代は別にして、戦前戦後を通じ一度も建物が建てられたことがありません。今まで何度も家を建てようとすると、その都度会社が倒産したりした、いわくつきの土地です。その場所にオオタカが降り立ったのも、なにかの暗示ではないかと噂しています。傷ついたオオタカになんとか頑張って生き抜いてほしいと、住民一同願っています。

                                                                                       (中川記)

 

 

2014・11・23 成城雨水セミナーを開催

 

成城地区雨水セミナー開催

 「崖線みどりの絆」は拡大例会として「成城地区雨水セミナー」を開催しました。

午前9時15分成城駅西口に集合し、まず街歩きから始めました。快晴に恵まれ「アグリス成城」の脇からは、雪を頂いた富士山がくっきりと見えました。この時期から冬にかけては、富士山がよく見えるシーズンです。成城4、5丁目はまだ雨水と汚水が分離されていない合流式の下水です。それだけに、街中で下水があふれることは、避けなければなりません。セミナーの講師、神谷博氏(東京都野川流域連絡会座長)の話を聞きながら歩きました。途中、閑静な住宅や駐車場を見ながら、どういう形で雨水を地中に入れるかなどの説明を受けました。大きくなったヒマラヤスギや、9月に新しく解放された樫尾邸の「発明の杜市民緑地」も見学して、野川沿いにある世田谷トラストのビジターセンターに到着しました。ここで現地集合のメンバーも加わって、神谷氏の講義を聞きました。内容は「雨水利用から雨水活用」「治水、流域対策の世田谷ダム」と「湧水保全」(特に成城の国分寺崖線ではこの役目が大きい)  「世田谷ダムから広域の野川ダムへ」など示唆に富む講義内容でした。その後、世田谷区土木計画部の大沢氏から挨拶があり、質疑応答をへて、12時に解散しました。

成城地区は崖の上が、舗装道路、駐車場、マンション、小規模住宅等が増えて、雨水が地面にしみこむスペースが減り、直接下水に流れる率が高くなっています。このため野川があふれたり、湧水が枯れたりしがちです。少しずつでも、雨水を地下に入れることを心掛け、自然に優しい街、成城がいつまでも続くようにしたいというお話でした。

                                                                                 (文責 中川 清史) 

11・6 朝日新聞で私たちの活動「世田谷ダム構想」が紹介されました(朝日新聞 【東京】11月6日)

2013年6月

成城4丁目に新しく登場

  

樫尾俊雄発明記念館」公開  

 詳細は「樫尾俊雄発明記念館」HPより

  

発明の杜、市民緑地」公開   

世田谷区の市民緑地情報の詳細は

世田谷トラストまちづくり」HPより

◇調布市がNTTの森に環境にやさしい地区計画を!

成城の国分寺崖線から続くNTTの敷地一帯に地区計画(素案)が発表され、去る11月30日に第2回懇談会が開催された。国分寺崖線を中心とした緑が保全され、小田急線から京王線まで続く崖線のかなりな部分の緑が公によって担保されることになりそうです。

 

うれしい話です。NTTは経営が厳しく、何年も前にこの地区の社宅が売却されマンション計画が持ちあがってそのままになっており、皆が心配していました。

今回の案では、崖線の中央部分が「みつ池」同様「緑地保全地区」でそれを挟んで北と南に「緑地」を配して合計3haの緑が担保されることで計画されております。是非とも住民同士も連携を保って国分寺崖線の緑を大切にして行きたいと思います。

 

2013年3月

~里山で春さがし~「早春のみつ池体験教室」

日時:2013年3月26日(土) 10:00~14:00  場所:成城・神明の森みつ池特別保護区

対象:小学生以上(小学生は保護者同伴) 抽選30名   参加費:無料

内容:春の野草などの自然観察・保護作業など (持ち物:動きやすい服装、運動靴、軍手、お弁当等)

 

要申し込み 3月15日(火)必着で 世田谷トラストまちづくり トラストまちづくり課まで。

※詳細は左の写真をクリック拡大でご覧下さい。