9月7日(日)午後2時から成城学園澤柳記念講堂で、「小澤征爾に捧げる記念コンサート」が開催されました。
成城には成城学園の澤柳記念講堂とお隣の世田谷区砧支所、成城ホールに共にスタンウェイのピアノがあるという、音楽の街でもあります。
つい先日も、成城ホールで成城100年祭のイベントで、「講演とモダンジャズのコンサート」が開催されたばかりである。2時開演なので、1時半、イチョウ並木を成城学園に向かうと、すごい人の波。昔の母の館、今の澤柳記念講堂(定員1500人)は満員の盛況であった。
第一部は、新日本フィルハーモニー交響楽団、指揮、村上寿昭によるベートーベン「エグモント」序曲、続いて、交響曲第6番ヘ長調「田園」、第二部は「成城合唱団」とソプラノ三宅理恵、バリトン青山貴によるレクイエムop.48、2時間に亘る大コンサートで1500人の観衆は大満足で家路についた。
毎年実施される、年末のスタンウェイのピアノコンサートや第九の合唱も待たれるところである。
「成城コルティ」の地球気象極端化対策に協力するプロジェクトの一つとして、9月25日(木)からコルティ3Fに奥多摩檜原村の杉材でCO2固定化としてベンチを作る取り組みを、檜原村の「東京チェンソーズ」と組んで実施している作成現場見学に声がかかり、7月31日に参加して参りました。
東京都心から100KM、多摩川の源流の一つ、秋川が流れる檜原村の「東京チェンソーズ」と「成城コルティ」が組んで、ヒノキやスギの間伐材を使って、脱炭素に協力する取り組み計画が進んで居ります。
成城と奥多摩檜原村、多摩川の上流と昔の下流、共に江戸城にヒノキやスギを供給した間柄。その2者が組んで、間伐材を活用してCO2の固定化を成城でスタートする、正しく成城100年祭にふさわしい取り組みだと感激したツアーでした。
*檜原村の自然林と植樹林、実生の林を見学、間伐材の年輪、自分達の林の展望台からの眺め、快晴だとスカイツリーも、乾燥置き場、コルティ向け材の置き場、山へ入る分かれ道、途中にあった湧水、古民家を事務所に改造、間伐材を切り分ける、杉や檜から油を抽出、間伐材から油を手作りで抽出
普段、あまり、テーマに取り上げたことがありませんでした、成城四丁目崖線上部の上神明遺跡の調査が6月から8月までの予定で、ビール坂から四丁目交差点へ抜ける道で始まっています。縄文時代、みつ池のあたりには、潤沢な水源があり、古代人にとって生活しやすい場所だったと思われます。
良いものが出たら、以前、山縣邸から大型45�の器が出た時同様、自治会の2階で展覧会をやりたいものです。
もっと昔し、石原裕次郎さんが4丁目に新居を建てられた時、立派な住居跡が発掘され、やぐらを組んで、週末に区民に開放して下さった話は有名です。
*遺跡発掘調査、成城4丁目、発掘された埋蔵物1,2、発掘後の下水導管用堀
6月6日(金)、世田谷トラストまちづくりの地域共生の家「雨のいえ祖師谷」で「雨庭づくり第1回勉強会」があり中川が参加してまいりましたので、報告させていただきます。
お庭には、ウメやブドウ、キンカン、等の果物や色々な草花が、屋根に降った雨を活用した水で青々と育っていました。
お台所でも、蛇口が3つあり、検査を受けた雨水の蛇口も一つあり、ついていました。
勉強会は、その雨水を活用して、エイディブル植物9種を手作りのプランター棚を作り、上から下へ雨水を流し水耕栽培する棚をつくるものでした。ご家庭のベランダで9種の植物を栽培し、サラダなどにお使いいただこうとするものでした。成城で近々始まる「成城グリーンシテイ」にも適合する、小さな脱炭素の取り組みでした。
*雨庭作り勉強会、雨水活用、庭の花々、庭の果物、庭の花々、雨水送水、栽培用プランター棚、植え付け用植物、棚の裏側、エイディブル植物の水耕プランター棚の完成
成城では、東日本大震災の後、毎年、3月11日と11月1日に写真のようなプレートを玄関や門扉に掲げる訓練を続けて居ります。中には3枚目の写真のように3階のベランダにかかげたり、実際の災害で被害に会って、助けが必要な方は、真っ赤なプレートを掲げます。
今から100年前、家が1軒もない荒れ野原に成城の街を作った時、西洋館にはヒマラヤスギ3本、和風のお宅にはアカマツの植樹をお願いした。一区画300坪だったから出来たのですが、最後に残っていた2軒の3本セット1軒目は、6丁目、六間道路の伊東茂平さんの跡、2軒目が3丁目のこもれびの庭、S邸(旧M邸)。残念ですが、共に真ん中の1本が弱り、切らざるを得なくなったのである。
100年前、まだ小さかったヒマラヤスギを同窓会地所部が200本輸入し植えたのであるが、誰もここまで大きくなると思わず、3本セットを縦に並べて植えたのは、残念ですが、全て真ん中の1本を伐採せざるをえなくなったのです。
昨年の11月に樹の下に皆で集まってお別れ会を実施し、1月15日に切ることになりました。
成城の街の歴史あるヒマラヤスギですので、今後も皆さんで大切にかわいがってあげていだけたらと思います。
尚、この1本も乾燥させた後、喜多見次太夫堀の「木挽きの会」のみなさんが大切に使って下さることになって居ります。固定化されたCO2、大切に使わせていただきます。
*木漏れ日の庭3本のヒマラヤスギ、在りし日のヒマラヤスギ、枝おろし、本体切断開始、運び出し準備、年輪
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