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11/7「無残な姿と化した国分寺崖線」(成城3丁目)

世田谷が誇る貴重な自然遺産”国分寺崖線”の樹木(敷地約 1800㎡)が、この10月に全伐採され、見るも無残な姿になってしまいました。近隣住民の反対を無視し、長い年月、風雨に耐えて育った大切な樹木(大木もある)を、すべて根こそぎ除去し、みどりを保全するという時代の要請に逆行して行う無謀な開発行為に対し、怒りが収まりません。『これが”人”のやることか』との専門家の声もあります。

写真は、我が家から見た旧T邸の伐採前と伐採後のものです。

みどりを保全し、今後かかる暴挙を防ぐためには、開発行為を優先するガラパゴス化した現法令を、見直すことが緊要と思います。 (碓井 良明 記)写真共

*今回の碓井様からの投稿は、昨年4月の「成城3丁目のマンション計画」(吉田様、藤嶋様よりの投稿)の経過情報となります。

下記は前回の記事「アーカイブ2013~16」4/9「成城3丁目のマンション計画」


2016 4/9「成城3丁目のマンション計画」

国分寺崖線のみどりの一部がまたまた消失しそうです。

 

成城3丁目の崖線近くでマンション計画が浮上し、周辺の住民は住環境の悪化を懸念して、開発業者と折衝を続けています。

T邸は崖の部分を庭園として、国分寺崖線の面影を残していました。この敷地を購入した川崎市のS社はこの土地に30数戸の分譲マンションを建設しようとしています。

これまで一軒だった場所に30倍もの所帯が越してくるわけで、環境が大きく変わることが予想されます。

しかもこの土地は崖の上部は私道からの進入、崖の下は車一台がやっと通れるほどの狭い道で、行き止まりのような場所にあります。マンション建設が進めば、当然崖の部分は樹木が伐採され、ブルドウザーで地形も大きく変わることでしょう。

わずかに残っている国分寺崖線の自然が破壊されるのをなんとか防げないものでしょうか。

 

成城4丁目はみつ池やいくつかの市民緑地などで比較的みどりが保たれていますが、3丁目は崖を削っての宅地開発が進み、

この敷地は数少ない崖線を忍ばせる場所です。貴重な自然がマンション建設で破壊されるのはなんとも残念です。

世田谷区は「みどり33」を合言葉に、区政100周年の2032年までに世田谷区のみどり率を33%にしようとしていますが、すでにあるみどりを守らないで目標を達成できるのでしょうか。この場所は風致地区でもあり、自然環境を守るために、行政にも乗り出してほしいものです。(吉田 記)


旧T邸を崖線の下側から見上げた様子。旧T邸の庭園には多くの樹木が! 解体が始まっています。 (藤嶋 写真提供)


10/11「世田谷ダム展にみどりの絆パネル展示」

春に続いて、世田谷土木計画課が10月10日(火)~13日(金)までの4日間、世田谷区本庁第1庁舎1階ロビー展示場で「世田谷ダム展(雨水涵養事業部)」を実施しています。

私達「崖線みどりの絆・せたがや」は、協同事業者としてパネルを展示させて頂きました。

この間、本庁をお尋ねの皆さま、ぜひ第一庁舎入り口奥のブースをご覧いただけたら幸いです。

 


10/1「野川の清掃活動とご褒美」

9月30日(土)野川の神明橋付近で「野川の多自然川づくりを考える連絡会(野多連)」と「野川とハケの森の会」が同時間、同じ場所で外来植物のアレチウリの駆除と清掃作業を実施した。野川のこの辺りは昭和45年にできた人工河川なのだが、コンクリの三面張りでなく、土で貼ってくれて47年、今や生物多様性のモデル地区である。国分寺崖線の森や湧き水、自然豊かな野川、究極の屋上緑化の喜多見ふれあいの広場に、外環上部の野川緑地広場、全ての異なる自然が野川中心に繋がっている。東京都内で一番飛来する野鳥の種類が多い地が、小田急~谷戸橋間なのだ。野鳥のエサになる昆虫、木の実、小魚等たくさんの種類がいるからです。多自然であり生物多様性なのです。一晩しか泊まらない鳥も含めて130種以上が飛来すると聞きます。

今日お掃除やアレチウリの駆除をした二つの会だけでなく、月曜にその片づけをする世田谷区も皆が野川が大好きで、大切に保全管理をしているのです。東京都も50ミリ対応の豪雨対策で野川の河川改修をやっており、この地区の自然環境・景観にも気を使い、去る9月27日夜トラストのビジターセンターで小田急~谷戸橋間の河床整備の説明会を実施しました。なんと60名からの方々が集まりました。勿論、洪水を心配される方もだが、大半の方はここの自然や景観を気にされていた。それくらい大勢の方々が野川を愛してくださっている。今日も汗を流して、ゴミ拾いや皮手袋をしてアレチウリの駆除をしてくださった。  それを見ていた右岸のオオシマザクラがご褒美に一輪咲いてくれました。


9/4「成城の安否確認の緑の旗」

9月1日防災の日に、成城の街の門や玄関に「OK」という緑の旗がかけられていました。

公の昆虫調査員の方から、「あれは何ですか?」とのご質問メールをいただきましたので、お答えいたします。

災害時に万が一発災した時、大切なのは初期消火と重傷者を一刻も早く救助することです。そのため3年ほど前、成城自治会が緑の(OK)と赤の(助けてSOS)という2枚のカードを、会員だけでなく全1万戸に配り、これの提示訓練を毎年3月11日(東北大震災)9月1日(関東大震災)に実施しています。緑のOKの旗が出ている家はとばして、赤のSOSが出ている家と何も出ていない家を皆が助けに入るのです。一刻を争うので、ケガ人がおらず安全で緑の旗を出せる方が全員、緑の旗を出していただけることが大切であり、今回の目標は40%、来年の3月11日に50%を目指しています。


8/1「涵養域で埋文調査しながら雨水下水管工事」

成城四丁目みつ池の涵養域で埋蔵文化財調査をしながら、雨水専用下水管埋設工事が進んでいる。

みつ池涵養域の成城四丁目では、浸透性の雨水専用U字溝や交差点の角には浸透桝が設置されて居ますが、一昨年あたりから毎年二~三角程度、四丁目のみつ池緑地入口にあるシールドで、野川上野田橋橋詰に繋いだ雨水専用下水本管に繋ぐ下水管の工事が進んでいる。今年も三か所実施されて居り、この暑いさなか、埋蔵文化財の調査を実施しながら、ゆっくり進んでいる。この辺りの崖線は湧水が豊富であり、古代から人が住んでおり、遺跡や横穴墓が沢山見つかって居り、例え下水管の工事であろうとも埋蔵文化財調査が必要なのである。


7/29「神明の森みつ池 夏の体験教室」ご報告

去る7月29日(土)神明の森みつ池の夏の体験教室が実施されました。夏休みということもあり、親子連れの参加が多く、定員30名のうち、2班20名は親子連れで、水や土の中の昆虫や季節の植物など、広い林やせせらぎ、池の周りで観察しながら勉強していました。  

*写真下 左はキツネノカミソリ 右はアサギマダラ


7/16「雨の甕(カメ)ワークショップ」トラストビジターセンターで開催

NPO法人「雨水街づくりサポート」主催の「雨の甕(カメ)ワークショップ」が「崖線みどりの絆」の後援により、7月16日(日)野川沿いのトラストビジターセンターで実施しました。

地球温暖化が急速に進み、梅雨時から豪雨や土砂災害、猛暑や渇水が続きます。雨水は直接下水や河川に流さず、浸透させることが大切と叫ばれています。

今回のイベント、午前中は雨水を自宅の生活用水等に有効に使っているお二人、九州博多、樋井川の角銅久美子さんと世田谷、下北沢の早坂悦子さんから、生のお話をパワーポイントを使いながらお聞きしました。

午後からは、角銅さんから頂いた甕を活用して雨庭づくりの実習を、NPOの神谷さん、みどり33応援団の中井さんや農大の学生さんたちと一緒に夕方まで実施しました。数日間、ビジターセンターの駐車場脇に展示します。

                                     中川清史