私たち「崖線みどりの絆・せたがや」は国分寺崖線の緑を愛し、その保全を強く願う有志の集まりです。
ひとりひとりでは力が及ばないことも、心あるもの同士が集い、崖線全体でのつながりを求めて手を繋げて保全活動を進めていくことによって、国分寺崖線のみどりを守り育てていくことに繋げたいと考えています。
私たちは今、ここに「崖線みどりの絆・せたがや」の設立を宣言します。
平成20年5月1日
会長 中村桂子
2015年8月14日閣議決定された「グリーンインフラ」は、自然の力を賢く使い、地球温暖化に強く環境に優しく、防災力もあがる開発の仕方。これからは、みどりや景観をしっかり考えて、雨にも暑さにも負けない、環境に優しい開発を官民挙げて取り組もうということです。私達「崖線みどりの絆」も、しっかり「グリーンインフラ」を応援して行きます。
国分寺崖線の貴重な緑の連なる帯は、その大半が宅地となっている民有地です。
そのために、この崖線の緑を守るには困難な問題がたくさんあります。
近年の無秩序な開発の波の中で、豊かだったはずの緑の帯が途切れたり、
湧水が枯渇したり・・・
まとまった豊かな緑が失われ地形が変わり、ただの崖へと変貌しようとしています。
この緑の連続性が失われることは、その景観のみならずオオタカをはじめ様々な野鳥や蛍などの生き物、カタクリやエビネなどの植物にも大きな影響を及ぼします。
東京都区部ではほとんど見られなくなった貴重な動植物が加速度的に減少することにつながります。
そしてそれはその環境の中で生活する私たち人間も、いづれ何かの変化を強いられることになるのかもしれません・・・気がつかないうちに・・・
今、私たちが出来ること・・・それを未来のために残してゆくこと。
「崖線みどりの絆・せたがや」は世田谷区との連携をとりながら、緑の宝庫である国分寺崖線の緑を死守すべく、様々な活動を進めています。
☆「みどりの絆の活動」What we doへ